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賃貸の入居時に部屋の状態を記録しておくべき理由
賃貸物件のトラブルで特に多いのが、退去時の「原状回復」をめぐる敷金精算のもめごとです。 入居した時点で部屋の状態をきちんと記録しておくだけで、数年後の退去時にとても強い 材料になります。
なぜ入居時の記録が重要なのか
国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」では、経年劣化や通常の使用による 損耗(日焼けや家具の設置跡など)は原則として借主の負担ではないとされています。 しかし実際には、退去時の立会いで「これは入居時からあったキズなのか、住んでいる間に ついたものなのか」が分からず、貸主側の言い分に押し切られてしまうケースが少なくありません。 入居時点の状態を残しておけば、この水掛け論を避けられます。
何を記録すればいいか
- 各部屋全体の写真(壁・床・天井・建具を一通り)
- 既にあるキズ・汚れ・シミのクローズアップ写真(特に目立つ箇所)
- 設備の動作状況(エアコン、給湯器、水回りなど)
- 契約書・重要事項説明書・重要事項に添付された物件状況報告書
いつ記録すればいいか
家具・荷物を運び入れる前、鍵を受け取った直後がベストです。生活を始めてしまうと、 どこまでが「元からの状態」か分かりにくくなります。管理会社や貸主が用意する 「物件状況確認書」に記入・押印する前に、自分でも写真を残しておくと安心です。
なぜタイムスタンプが有効なのか
スマートフォンの写真は、設定次第で撮影日時が変わってしまったり、後から編集アプリで 加工されたのではと疑われたりする可能性があります。証拠保全アプリでは、写真のハッシュ値 (データの指紋のようなもの)をBitcoinブロックチェーンに刻むことで、「このデータは、 この時刻より前には存在していなかったことがあり得ない」という事実を、運営者を介さず 第三者が独立に検証できる形で記録します。数年後の退去時に見返しても、撮影時点から 改ざんされていないことを客観的に示せます。
- 入居時に撮影した部屋の写真をアップロード
- 自動でハッシュ値が計算され、Bitcoinタイムスタンプの構築が始まる
- 証明が確定したら、元データ・証明データ・検証レポートをいつでも発行・ダウンロード
退去時にトラブルになったら、一人で判断せず相談してください。 原状回復の負担範囲について貸主・管理会社と意見が食い違う場合は、国土交通省の ガイドラインを確認したうえで、お住まいの自治体の消費生活センターに相談できます。 高額な請求については弁護士への相談も検討してください。