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アイデア・発明の先使用権を守る記録の残し方

特許は「先に出願した人」が権利を得る制度です。自分が先に思いついて開発していても、 特許出願が遅れれば他社に権利を取られてしまうことがあります。そんなときに助けになる 可能性があるのが「先使用権」で、その立証には開発時点の客観的な記録が欠かせません。

先使用権とは何か

特許法には「先使用による通常実施権」という制度があります。他社が特許を取得した発明と 同じ内容について、自分がその特許の出願より前から、独自に発明していて、かつ事業として 実施または準備をしていたことを証明できれば、その範囲で無償かつ無期限に実施を続ける 権利(先使用権)が認められる場合があります。ただし、これは「特許を取る」こととは 全く別の話であり、あくまで自分の事業を守るための限定的な防御手段です。

何を記録すればいいか

いつ記録すればいいか

アイデアが固まった段階、試作を始めた段階、事業化の準備を始めた段階など、 開発の節目ごとに記録しておくのが理想です。先使用権の立証では「いつの時点で どこまで進んでいたか」の連続性が重要になるため、一度きりではなく継続的に 記録を残しておくことをおすすめします。

なぜタイムスタンプが有効なのか

設計図やメモなどのデジタルデータは、ファイルの作成日時を後から書き換えることが 技術的には可能です。先使用権が争われる場面では、相手方から「本当にその時点で 存在していた記録なのか」を厳しく問われることになります。証拠保全アプリでは、 アップロードしたデータのハッシュ値(データの指紋のようなもの)をBitcoinブロック チェーンに刻むことで、「このデータが、この時刻より前には存在していなかったことが あり得ない」という事実を、運営者を介さず第三者が独立に検証できる形で記録します。

  1. 設計図・試作品の写真・開発メモなどをアップロード
  2. 自動でハッシュ値が計算され、Bitcoinタイムスタンプの構築が始まる
  3. 証明が確定したら、元データ・証明データ・検証レポートをいつでも発行・ダウンロード

本当に権利を守りたいなら、特許出願も検討してください。 先使用権はあくまで「自社の実施を続けられる」という限定的な権利で、他社の 模倣を止めることはできません。事業として重要な発明であれば、弁理士に相談の うえ、早めに特許出願を行うことが最も確実な保護策です。

無料で記録をはじめる

当サービスは、アップロードされたデータの内容が真実であることを保証・立証するものではありません。 特定の時点においてそのデータが存在していたことを、Bitcoinブロックチェーンを用いて第三者が検証可能な形で 客観的に記録する、機械的なタイムスタンプ基盤として機能します。当サービスの利用は特許出願に代わるものでは なく、先使用権が認められることを保証するものでもありません。本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、 個別の法的助言ではありません。