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カスタマーハラスメント(カスハラ)対応の記録の残し方
顧客からの暴言や過剰な要求、いわゆる「カスタマーハラスメント」は、接客業・サービス業で 働く人にとって深刻な負担になっています。厚生労働省もカスハラ対策マニュアルを公表するなど、 企業に対応が求められる時代です。記録を残すことは、従業員を守り、必要なときに毅然と対応する ための第一歩です。
なぜ記録が重要なのか
悪質なクレームがエスカレートし、脅迫まがいの言動や不当な金銭要求に発展することもあります。 そうした場面で、いつ、誰が、どのようなやり取りをしたのかを記録しておくと、警察への相談や 法的措置を検討する際の重要な材料になります。また会社として「従業員が一人で我慢するしかない」 状態を防ぎ、組織的に対応する体制を作る根拠にもなります。
何を記録すればいいか
- 対応時の録音データ(電話・対面いずれも、可能な範囲で)
- 該当時間帯の防犯カメラ映像・スクリーンショット
- クレーム内容のメモ(日時・場所・相手の言動・要求内容・対応した従業員名)
- SNSやレビューサイトへの誹謗中傷の投稿(削除される前にスクリーンショット)
記録するときに気をつけたいこと
録音・録画については、会社のルールや個人情報保護の観点から、事前に社内で対応方針を 決めておくことが望ましいです。記録の目的はあくまで従業員の安全確保と適正な対応のためであり、 必要以上に拡散したり、個人を特定できる情報を不用意に扱ったりしないよう注意してください。
なぜタイムスタンプが有効なのか
録音データやスクリーンショットは、ファイル自体の作成日時を後から書き換えることが技術的には 可能なため、いざというときに「本当にその時点の記録か」を疑われる可能性があります。 証拠保全アプリでは、記録したファイルのハッシュ値(データの指紋のようなもの)を Bitcoinブロックチェーンに刻むことで、「このデータが、この時刻より前には存在していなかった ことがあり得ない」という事実を、運営者を介さず第三者が独立に検証できる形で記録します。
- 記録した音声・画像・スクリーンショットをアップロード
- 自動でハッシュ値が計算され、Bitcoinタイムスタンプの構築が始まる
- 証明が確定したら、元データ・証明データ・検証レポートをいつでも発行・ダウンロード
危険を感じたら、記録と並行して安全確保を優先してください。 脅迫や暴力の危険がある場合は、まず警察(緊急時は110番)に相談してください。 継続的な悪質クレームについては、厚生労働省のカスタマーハラスメント対策企業マニュアルや、 会社の相談窓口、弁護士への相談も活用できます。